公益財団法人福岡県結核予防会は、平成24年10月1日に福岡県知事の認定を受け、財団法人結核予防会福岡県支部の名称を改めました。
当会は、福岡県民の皆様に対し、結核をはじめとする呼吸器疾患並びに生活習慣病等の予防・早期発見のための普及啓発、健康診断、健康増進を目的とした事業を行っております。
人がいつまでも健康であるためには、疾病の早期発見と早期治療が大事です。そして、生活習慣病の発症を防ぐため、その人にあった一次予防を行うことが大切です。
また、生活習慣病は日常生活と深くかかわっており、年に一度健康診断で、身体のチェックを行い、その結果をもとにリスクファクターについて治療や保健指導などを受け、日ごろの生活習慣を改善していくことが必要です。
私どもは今まで培ってきた健康診断の専門性と長年の実績を活かし、皆様の笑顔あふれる健康生活を全力でサポートしてまいります。
今後とも、当会事業について格別のご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
公益財団法人福岡県結核予防会
理 事 長 松田 峻一良
当会は、県民保健の向上を図ることを目的として、結核をはじめとする呼吸器疾患および生活習慣病の予防と啓発、健康診断、診療など、皆様方の健康生活を積極的に支援します。
- 健診の精度とサービスの質の向上に努めます。
- 明るく、誠実に思いやりを持って、受診者に信頼される健診サービスを提供します。
- 個人情報の保護対策と受診者のプライバシー保護に努めます。
- 法令を遵守し、社会的責任を果たします。
- 環境に配慮した取り組みを実践します。
- 働きやすく、やりがいのある職場づくりに努めます。
当会では、医療(健康診断)が受診者の皆様と医療関係者との信頼関係の上に成り立つものであり、「受診者中心の医療(健診)」であるということを深く認識し、受診者の皆様が安心して医療(健診)を受けられるよう、「受診者の皆様の権利」についてここに宣言します。
- 個人として常に人格が尊重される権利があります。
個人の人格が尊重され、医療従事者との相互信頼、相互協力関係のもとで、医療(健診)行為を受けることができる権利があります。 - 良質な医療(健診)を平等に受ける権利があります
国籍・人種・宗教・社会的地位・年齢・性別・障害などに関わらず、良質な医療(健診)を平等に受ける権利があります。 - 十分な説明を受け、自分が受ける医療(健診)内容を理解し自ら選択する権利があります。
自分が受ける医療(健診)の意味や危険性、他の検査方法の有無などについて、理解できるまで充分な説明を受け、十分な納得と同意の上で、医療(健診)内容を自ら選択する権利があります。 - 自分が受ける医療(健診)について知る権利があります。
自分が受けている医療(健診)について、わからないことがあれば、質問することができ、検査結果の開示を求めたり、診療情報について情報提供を受けたりする権利があります。 - 個人のプライバシーが守られる権利があります。
受診に関する個人情報や自分のプライバシーは厳正に保護される権利があります。
受診者の皆様に協力していただきたいこと
- 安全確実な受診のため、ご自身の既往歴や病状などの健康に関する正しい情報を担当医師に詳しくお話しください。
- ご自身や他の受診者様の診療に支障がないよう、配慮してください。
昭和 14年 5月 | 香淳皇后の令旨を賜り、厚生省に財団法人結核予防会を設立(本部) 総 裁 秩父宮勢津子妃殿下 会 長 広瀬久忠厚生大臣 |
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昭和 15年 1月 | 結核予防会福岡県支部を設立、事務所を福岡県衛生課に置く 支部長 児玉九一福岡県知事 |
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昭和 24年 5月 | 事務所を福岡県公衆保健課から福岡市荒戸町に移転 | |
昭和 25年 6月 | 福岡市若宮町の権藤医院を一部借用し、健康相談所を開設 | |
昭和 29年 5月 | 福岡市雁林町に事務局と健康相談所を新築移転し、レントゲン車や各種機器を漸次整備 | |
昭和 29年 5月 | 秩父宮妃殿下の御臨席を賜り、福岡県と「第5回結核予防全国大会」を開催 | |
昭和 29年 12月 | 財団法人結核予防会福岡県支部として法人登記 | |
昭和 43年 4月 | 現住所に福岡結核予防センターを新築、X線撮影装置等の高性能機器を整備し、結核検診、診療及び生活習慣病予防健診の体制を確立 | ![]() |
昭和 47年 9月 | 粕屋集検センターを設置、巡回健診の拠点を整備 | |
昭和 53年 2月 | 福岡結核管理センターを新築、最新機器、コンピューター装置等を設備し、人間ドック等総合健診の体制を確立 | |
昭和 53年 10月 | 秩父宮妃殿下の御臨席を賜り、「第18回福岡県結核予防大会」を開催 | |
昭和 57年 1月 | 県庁内診療所を開設 | |
昭和 63年 9月 | 福岡結核予防センターを増築、検査室、身障者トイレ等を整備 | |
平成 6年 4月 | 秋篠宮妃殿下を総裁に、秩父宮妃殿下を名誉総裁に推戴(本部) | |
平成 12年 9月 | 福岡結核予防センターを増築改修、人間ドック専用フロアを設置 | |
平成 14年 4月 | 新総合健診コンピューターシステムの導入 | |
平成 22年 7月 | 内閣総理大臣の認定を受け、公益財団法人結核予防会として登記(本部) | |
平成 24年 10月 | 福岡県知事の認定を受け、公益財団法人福岡県結核予防会として登記 | |
平成 27年 2月 | 秋篠宮妃殿下の御臨席を賜り、福岡県及び公益財団法人結核予防会(本部)と「第66回結核予防全国大会」を開催 |